【インプレ】APIDURA(アピデュラ) DRY コンパクト(9ℓ)サドルバッグをレビュー!

4.5
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アピデュラ クリアランス機材

先日アピデュラのサドルバッグ コンパクト(9ℓ)をようやく購入しました。

 

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日本にバイクパッキングの波が訪れたときから欲しいと感じていたのですが、当時はそれほどロングライドする時間を取れなかったので、ずっと購入が先延ばしに・・・

ミディアム、レギュラーに対して、コンパクトに関するネット上の情報量が極端に少なく、そもそもアピデュラを扱っているお店も少ないですね。

このブログ記事では、「アピデュラ(APIDURA) DRYサドルバッグ コンパクト」について、インプレ・レビューしていきます。

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アピデュラとは

アピデュラはイギリス生まれのブランド。

最近のバイクパッキングブームの生みの親です。

値段は決して安くはないけれども、最高品質のプロダクトを世に送り出しているブランドです。

大容量サドルバッグを購入した理由

これまで、荷物を必要とするライドの際はオルトリーブを使用していました。

KUOTA オルトリーブ

オルトリーブは防水性、品質、脱着の容易さなどは完璧!

唯一のネックは

容量が小さい

ということ。

しかし輪行袋や充電器等を入れると、それだけでパンパンに。

着替えを制限したり、宿泊先に荷物を送っておくなどの手間がかかりました。

気兼ねなく走るのが好きな私にとっては、少しネックでした。

なにより、今年の長期休暇はロングライドを楽しみたい!

そこでオルトリーブをそのまま巨大化させたような、アピデュラのサドルバッグを選びました。

9ℓのサドルバッグを選んだ理由

アピデュラのサドルバッグ(防水版)のラインナップは

  • コンパクト(9ℓ)
  • ミディアム(14ℓ)
  • レギュラー(17リットル)

私は防水タイプの最小サイズ、コンパクトを選びました。理由は2つ。

①私のフレームサイズが非常に小さい

マドン 50

選んだというより、これ以外の選択肢が制限されたといったほうが正しいかもしれません。

そして大型サドルバッグの欠点は、小さなフレームサイズだとタイヤと干渉してしまうこと。

見てのとおり、私は身長が高くないので最小サイズのマドンに乗っています。

確実に干渉しないようにするために9Lを選びました。

②大は小を兼ねない

自転車の世界では、「大は小を兼ねない」世界であると考えています。

オルトリーブでもある程度の荷物は詰められていたのだから、最大サイズである必要はないとも思いました。

外観

完全防水仕様

アピデュラ クリアランス

突然の雨と遭遇しても、中身が濡れることはありません。安心して電子機器や衣類を詰め込むことができます。

ビニールを被せたり、防水インナーバッグを詰め込む手間が必要ないので、圧倒的ストレスフリーです。

バンジーコート

上手にやれば輪行袋やジャケットを固定できて、容量の節約になるかも。

リアライト用のホルダー

以前使っていたトピークのリアライトが出てきたので、試しに装着。

脱着は容易だが、簡単には外れなさそう。

サドルバッグを付けると本来のリアライトの位置が奪われてしまうが、このホルダーがあるおかげで一番目立つ位置にリアライトを装着することができます。

エアロシートポストにも装着可能

マドンの極太のエアロシートポストでも、一応取り付けできました。

どうしても接着面積が小さくなるので、ライド中に外れてしまう可能性が0ではないかも。

様子見します。

※追記(2021年3月2日)

フルに荷物を詰め込んで何回か走行しましたが、全く問題ありませんでした

この点に関しては安心していただいて大丈夫です。

実際の装備を入れてみた

諸事情で輪行袋が手元にないため、今回はボトルを輪行袋扱いにします。

  • 輪行袋
  • ツールケース
  • モバイルバッテリー&USBアダプター&コード類
  • 輪行時や宿泊時用の衣類(シャツ×2、下着×1、半ズボン×1、靴下×1)

季節は春~初秋ぐらい。一泊二日、帰りは輪行、自転車走行がメインというシチュエーションを想定した装備。

これぐらいで容量の9分目ちょいまで到達しました。

予備のサイクルジャージぐらいならまだ追加できそう。

また、真夏などのダブルボトル体制を想定してツールケースも収納しましたが、ボトルゲージにツールケースを入れておけば、さらに容量にゆとりが出ます。

事足りるという言葉がぴったりで、余裕ではありません。

頑張っても二泊三日ぐらいが限界ではないでしょうか。

また、ディスクブレーキの場合、ローターカバーやスプロケットカバーが必要になるため、さらに荷物が増えます。

少なくとも、オルトリーブよりは沢山の荷物を放り込めます。

サドルバッグ装着時の走行への影響

大型サドルバッグを装着して軽く走行してみました。

やはりダンシングに多大なる影響を感じます。振るようなダンシングとの相性は悪いです。

正直言って気持ち悪い。

でもそれはアピデュラの問題ではなく、サドルバッグなら全てにおける共通の問題です。

そもそも、この量の荷物をロードバイクに積載しておいて、悪影響を受け入れないというのは無理な話です。

フレームとのクリアランスについて

コンパクト

ミディアム

コンパクトとミディアムで必要とされるクリアランスの差はたったの2㎝なのです。

この差が大きいか小さいかは人それぞれ。

クリアランスに余裕がある人なら、コンパクトよりもミディアムを選んだほうが良さそうですね。

明確な用途がある人ならコンパクトでもいいでしょう。

私の場合、ミディアムが付くかどうかギリギリといった感じ。

「ミディアムが欲しい」というのが本音

試してみたいけど、近くに取り扱いのあるお店が無いので悩みますね・・・

他の大型サドルバッグとの比較

アピデュラと迷った大型サドルバックが一つだけありました。

トピーク バックローダー10L

唯一迷ったのがこの製品。

迷った理由は

・破格の値段

・防水性◎

・信頼できるメーカー

ということ。

それでも選ばなかった理由

防水性能の恩恵を受けるためには、付属の防水インナーバッグを使用しないといけません。

これが雨の日に絶対ストレスになると思ったのでやめました。

雨の日は絶対に走らないという人は、トピークを選んだほうが良いかも。

激安です。

まとめ

アピデュラは決して安くない値段ですが、価格に見合ったクオリティだと感じました。

私のニーズにあった製品でした。

防水仕様、非防水仕様で値段差がありますが、防水仕様を強くお勧めします

不安材料が解消されて安心でしょう。

値段差もそれほど大きくありません。

ただし、コンパクトだとアピデュラの恩恵が少なくなってしまうので、最低でもミディアムを購入したほうが賢明かもしれません。フレームサイズと要相談です。

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