ロードバイクでカフェに行きたい!
金曜日の夜、土曜日の天気をチェックしてみると、なんと快晴予報。これは走らないと勿体無いと思い、Googleマップを開き適当な行先を探す。
行き先のテーマは「適度な山」
しんど過ぎず、楽過ぎず、満足感を得られる我儘コースを考える。
その出来上がったコースがこちら。程よいのぼり、良い感じの目的地。しかも帰りはひたすらダウンヒル。我ながら100点(自画自賛)
勝尾寺ヒルクライム、スタート
勝尾寺ヒルクライム挑戦は3回目。1回目は気分が悪くなり・・・リバースした(それぐらい体力が無かった)。スタート地点までの九十九折りが一番斜度がきついような気がする
適度な斜度を駆け上る(正確には、這い上がる)
それにしても予報通り雲一つない快晴である。紅葉が混じり交じりの緑と青空のコントラストが絶妙で、ヒルクライムのテンションを爆上げしてくる。
ひたすら木々に囲まれた道を走り続ける。斜度が上がったらダンシングを入れて休み、マシになったらシッティングでペダルをくるくる回す。一定のリズムを保ってひたすら上る。
なんとか勝尾寺到着!以前よりも楽に登ることができた。少し踏みすぎたかなと後悔(帰宅後にストラバを見るとタイム大幅更新)
このまま下っていきたい衝動に駆られたが、元気を出して、ここまでの道中にあった分岐まで引き返す。
高山公民館を目指す
分岐から茨木能勢線と名付けられた道に入る。
勝尾寺までと似た斜度の坂道が続く。斜度5%ぐらいか。
相変わらず緩い坂道が続く。ぶつぶつ独り言を言いながらクリアしていく。この道を独り占めしているのだし、特に問題ないだろう、たぶん。
トンネルを超えるとそこは・・・
全然雪降ってません(#^ω^)
年中自転車に乗れるのが大阪という地域。
高山公民館の直前で通行止めと遭遇し、激坂迂回ルートに強制送還されてしまった。ガーミンをチェックすると斜度17%。こんな予定じゃなかったのに・・・
誘導員のおっちゃん、やってくれたな・・・と頭を抱えつつ、本日初のぱきっとした坂道を渋々這い上がる。
想定外の激坂に文句を言いつつ、気が付いたら高山公民館に着いた。特に何もないので、間髪入れずにエマコーヒーへ向かう。
その前にGoogleマップでルートを再確認。
ここからはどうやらダウンヒルらしい。なんかテンション上がってきた。
エマコーヒーへ
エマコーヒーに向けてダウンヒル開始。絶対に落車しないを信条に、コントロールできる範囲の速度で下っていく。やはりディスクブレーキは偉大だ。ダウンヒルの安心感が、リムブレーキとは比べ物にならないほど違う。きっちり減速して、コーナーに突っ込むのを繰り返す。
下りをこなしていると、急に景色が開けて思わず立ち止まる。意図せず声が出た。
「おおっ!!!」
自然の神秘を感じる。よく見ると一軒家もある。
このあたりで今日のライドの満足度がカンストしてしまった。
ガイドブックでは見つけられない景色を、ヒルクライムなら見つけることができる。そして自転車なら簡単に立ち止まり、時間の許す限り写真に収めたり、眺めることができる。
ヒルクライムの醍醐味の一つだ。
エマコーヒーに到着
ありがたいことにサイクルラックが用意されている。
ちなみに店内からロードバイクの様子が見えるので、盗難に恐れずにゆっくり過ごすことができる。そして治安が良い地域です。地味だけど、これ大事。
鍵を閉めて、いざ入店。
店内に入ると、コーヒーの香りが広がっていた。コンパクトな敷地ながら、広々とした空間が広がる。木で作られたインテリアが醸し出す、とても温かみのある空間だ。
12月の割に、それほど寒くもなかったのでアイスカフェラテを頂いた。
ここまでほぼノンストップで来てしまったので、ほっと息をつく。
ふとスマホで時刻をチェックすると既に15時であった。この季節は17時になるともう真っ暗になる。自宅までは、そこそこ距離がある。少し名残惜しいが、渋々お店を出る。外はもう夕日が差していた。
また来よう、エマコーヒー。
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