1日でロードバイクで300km走る為の装備・補給・走り方について

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ロングライド

先日、オーバーナイトで330km走ってきました。

このライドでは300kmブルべを意識して、20時間切りを目指しました

結果としては以下の通り。

リザルト

往路:163km-7時間10分

復路:168km-9時間50分

合計:331km-17時間

仮眠を4回も取ってしまったので参考にはならないかもしれませんが、全て込みで300km走るのにかかった時間は16時間です。寝なければ15時間程だっただろうと思います。

今回のブログ記事では、1日で300km走るための準備・装備、走り方等を記したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ

  • 300km走るための装備を知りたい人
  • 300km走るためのコツを知りたい人
  • 補給回数を減らす方法を知りたい人
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まずは装備をチェック!

オーバーナイトで330km走るのにあたり、用意した装備は以下の通りです。

  • フロントライト
  • リアライト
  • 携帯ポンプ
  • タイヤレバー
  • 携帯工具
  • チューブ×2本
  • 輪行袋
  • サドルバッグ
  • GPS
  • モバイルバッテリー
  • 上下サイクルジャージ
  • 反射ベスト(Raphaのジレ)
  • 骨伝導イヤホン

一つずつチェックしていきましょう。

ロードバイク

今回使用したバイクはTREKのMadoneです。

サドルバッグ

アピデュラ クリアランス

サドルバッグはApiduraのコンパクトを使用しています。

別途レビューしてますので、ご覧ください。

フロントライト

フロントライトは普段から使用しているキャットアイのVOLT1600(現在廃盤)のみを使用しました。

レックマウントに装着しています。

本当は2本体制がベストです。

オーバーナイトでロングライドをするなら、手持ちのフロントライトの充電継続時間を必ずチェックしましょう

真夜中の峠でフロントライトが切れたら致命的です。

リアライト

リアライトはキャットアイのRapid X3を使用しました。

リアライトも2本体制がベスト。

サイコン(GPS)

こちらも普段使用しているGARMIN Edge 1000J(廃盤)を使用。

必須ではないですが、有ればペース管理ができて便利。

ナビゲーションシステム搭載であればベターです

旅なら道に迷うのも醍醐味ですが、ファストツーリングだと単なるストレスです(笑)

現行のGARMINシリーズで一番コスパが良さそうなのはEdge 530Jでしょうか。

輪行袋

不測の事態に備えて持って行きました。

結局使用しませんでしたが、輪行袋だけは迷ったら持って行くべきアイテムだと思っています。

可能であれば軽くてコンパクトな輪行袋をチョイスしたいところです。

サイクルジャージ

RaphaのBrevet Jerseyとパールイズミのビブを使用しました。

反射ベスト(Rapha)

Rapha ジレ ポケット

反射ベストとして、Raphaのジレを着用しました。

このジレはポケット付きなので、携帯できる補給食の量を増やすことができ、補給回数をかなり減らすことができます。

※正式なブルべでRaphaのジレを反射ベストとして使うことはできません

携帯ポンプ

パナレーサーの携帯用ワンタッチミニポンプを使用しています。

7barまでキッチリ入る優秀な携帯ポンプです

チューブ

パンクした時用の予備チューブです。

300kmは2本持って行きます。

一時的に駐輪するための鍵です。

コンビニ等に一瞬駐輪しただけでも盗まれるのがロードバイクです(実体験)。

携帯性を重視して、CROPSの鍵を持って行きました。

工具類

工具類としては

  • タイヤレバー
  • 携帯工具

ワイヤーやミッシリング等を持って行く方も居られるようですが、私はそのようなメカトラが起きたら諦めることにしています。

骨伝導イヤホン(Aftershokz Aeropex)

Aeropex 骨伝導イヤホン ロードバイク

合法的にロードバイクに乗りながら音楽を聴くことができる優れものです

オーバーナイトの暗闇は怖いので恐怖を紛らわせるためです。

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300kmを完走するための走り方

300kmに限らず、ロングライドをするときに心掛けていることが3つあります。

ケイデンス80~90をキープして走る

私は普段からこれぐらいのケイデンスで走っていますが、ロングライドではとりわけ大事だと思います

つまり、筋肉ではなく心肺機能で走り続けることが大事ということです

ライド中に筋肉を回復させることは不可能ですが、心肺機能は回復します

また、信号スタート際は軽いギアから1段ずつギアを上げて巡航速度まで持って行きます

可能な限り筋肉へのダメージを減らすことを心掛けています。

ハンドルを持つ位置を変える

2つ目はハンドルを持つ位置を変えることです。

身体へのダメージを少しでも分散させることが目的です

ブラケットを持ったり、下ハンを持ったり、上ハンを持ったり、

時にはTTポジションをとったりします。

信号スタートで頑張らない

信号スタートで踏みたくなる気持ちを抑えて、一段ずつギアを上げながら少しずつ加速するように心掛けています。

信号ストップの際にインナーに入れて止まるのも有効だと思います。

エナジードリンクを極力飲まない

ファストツーリングの際は、エナジードリンクは極力飲まないように心掛けています。

理由は2つ。

1つ目は利尿作用が強いため2時間以内にトイレに行きたくなること(時間ロス)。

もう1つは強い眠気が来た時の最終手段として残しておくためです

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補給について

今回のテーマは1日で300km走るということなので、ファストツーリングの補給に関して記したいと思います。のんびり走るなら好きな時に好きなものを食べるのが一番ですので、話は別です(笑)

さて、私がファストツーリングで重視していることは2つあります。

コンビニに寄らない

私がファストツーリングで最も重視していることは「コンビニに寄らないこと」です。

何故なら私は速くないから

コンビニ補給は思っている以上に動作が多く、どんなに心掛けてもそれなりに時間が掛かります。

今回のライドでは1度しかコンビニに寄っていません

どうやってコンビニに寄らずに補給するの?

私はスティックパンを子袋に入れて、サイクルジャージとジレのバックポケットに入れています。

別にスティックパンでなくても良いのですが、個人的にはベスト補給食なのです。

  • 安い
  • カロリー高め
  • 細長いのでバックポケットに入れやすい
  • すぐ食べられる
  • 手が汚れない

と、良いことだらけ。おすすめです。

今回は計2000カロリー分の補給食をバックポケットに入れていました。

1時間毎に何か一つ口にしていました。

空腹を感じる前に補給する

もう一つのポイントは「空腹を感じる前に補給する」ということです。

詳細は理屈っぽくなってしまうので省略しますが、空腹を感じた時に補給をしても即エネルギーにはなりません。

空腹を感じる前に補給するのが最も効率的です

とは言っても、身体は空腹を感じる前には何のサインも出してくれません

ですので私はファストツーリングの際は1時間毎に補給をすると決めています。

300km走る為のトレーニングは?

私は特にトレーニングはしていません

しんど過ぎるのは嫌いだし、何よりトレーニングをするほどの時間がありません。

気が向いたら走るだけのホビーライダーです。

強いて言うなら、1週間に2回は走ることを心掛けています

平日に1回土日に1回という感じです。

そして行き先はヒルクライムです。

ヒルクライムが一番短い時間で、強制的に高い強度を得られるからです

でも何よりも大事なのは継続的に乗り続けることだと思います

最低でも1週間に1度はロードバイクに乗るべきだと思います

まとめ

今回のブログ記事ではロングライド&ファストツーリングの装備や補給に関して記しました。

ですが、無理だと思ったらDNFする(撤退する)勇気と判断力が一番大切です。

ロングライドで大事なことは完走することではなく、無事に家に帰ることです

これだけは忘れてはいけません。

自転車乗りが自転車で死ぬわけにはいきません。

完走できなかったらまたチャレンジしたら良いのです

では、良いロングライドを!

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