今回は「とびしま海道」を走ってきましたので,記録をブログに残します。
個人的に瀬戸内界隈の島めぐりがマイブームになっていて、完全に虜になっています。
今回訪れたとびしま海道は裏しまなみ海道とも呼ばれるそうですが、本家のしまなみ海道に比べると情報量が少なかったので実際に行って得られた情報も記載しておきます。
とびしま海道のアクセス
とびしま海道のアクセスは大きく分けて2つあります。
出典:https://www.cyclonoie.com/tobishimakaido/
①呉出発
今回は「呉出発」を選びました。
本州在住であれば、原則この方法になると思います。
私もこの方法で走りました。
呉→岡村島まで、折り返します。
②今治出発
もう一つのアクセス方法が今治(四国側)から船で上陸する方法。
今治港(四国側)~岡村港を結ぶ航路があります。
岡村島→呉を走り、折り返す形になります。
①の逆ルートになります。
とびしま海道の距離・所要時間・難易度
本州側スタート・四国側スタートいずれも約70km程です。
私たちは写真撮影をしたり、ご飯を食べたり、寄り道をしたりして、トータルで約7時間ほど掛かりました。
往復しておよそ70kmと数字だけ見ると物足りなく見えますが、景色が綺麗なので写真を撮るのに時間を費やすことを考慮するとちょうど良いぐらいでした。
自宅から呉まで距離があったので、前日入りして呉観光をし、翌日車でスタート地点まで移動しました。
駐車場について
パッと駐車場情報を見つけられなかったので、備忘録として残しておきます。参考にしてください。
呉(本州側)出発の場合
呉(本州側)からスタートする場合の駐車場は「大津泊庭園無料集駐車場」です。
本州側にも無料駐車場がありますが、こちらは長時間の駐車禁止です。
とびしま海道の注意点
- 補給スポットが少ない(というかほぼ無い)
- 自転車屋さんもない
- 公共交通機関はバスだけ
本当に補給スポットが少ないので、朝食は沢山食べて、補給食も一つぐらい持ってた方が良いかも。
とびしま海道サイクリング、スタート
前日入りしたので今日はかなり元気。
安芸灘大橋を渡ってとびしま海道スタート!
どんな絶景が待ってるかな!
「ナニコレ(絶望)」
雨が降ってないだけマシですね。
もう少し時間が経てば解決するだろう。そう信じていた時もありました。
「さっきより天気悪くなってるが?」
これはこれで幻想的な空気でした(全然ムリシテナイヨ)
途中で晴れ間が見え始めましたが、ほんの一瞬。
気がつけば愛媛県側に突入して折り返し地点にたどり着いてしまいました。
呆気なく往路を終えて岡村港で一休み。
同じ道を折り返すのも面白くないので、往路とは違う道を行くことに。
まずは岡村港をぐるっと回ります。
「なんか天気良くなってきた???」
顔を晒せない男たちの後ろ姿。いったい誰得なのだろうか。
そんなこんなで童心に帰っていると
晴れた!!!
ここからとびしま海道の本気が見えてきました。
景色が一気に変わり始めます。
さっきまでの悪天候が信じられないほどの天気に。
とびしま海道はコンビニが無いのでハンガーノックに注意です。
水曜日に訪れましたが、軒並み定休日でした。
Aコープを見つけたので補給をすることに。
地元のおじいさまと「これ幾らするの」から始まるテンプレ会話。
皆さん気さくに話しかけてくれる、優しさあふれる土地でした。
ただ、今まで聞いた中でもトップレベルに皆さんの方言が強く、聞き取れないこともしばしば。
広島弁に分類されるのでしょうか。
でもコミュニケーションするだけでなんか良い気分です。
連れが「御手洗(みたらい)の御手洗いに行きたい」と溢しはじめたので、御手洗に行くことに。
これがレトロな町並みで、
畳の香りが漂ってきそうな、木造ならではの重厚感ある建築がぎっちりと立ち並ぶ街並み。
昭和の雰囲気が外気に触れず残っています。
いかにも映画のロケ地に使われてる雰囲気だと思ったら、やはり使われてました。瀬戸内はロケ地が多いですね(小豆島など)
瀬戸内独特の海と島のコラボレーションが心を躍らせてくれます。
ここからはダイジェストで。
とびしま海道を走ってきて
はじめてのとびしま海道でしたが、非常に楽しめました。
・島の人が優しい
・信号が一つしかない
・車が少ない
・観光地化されてないのでありのままの島を楽しめる
・瀬戸内海を独り占めできる
島ならではの魅力がみっちり詰まっていました。
観光地のしまなみ海道とはまた違う、飾り気のないありのままの島内の時間を過ごすことができます。
複数人とゆったりサイクリングするには最高の環境です。
ぜひ行ってみてください。
蒼い瀬戸内海に心が奪われに、とびしま海道に訪れに行ってみてください。
虜になります。
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