そもそもロングライドの定義とは?
ロングライドの定義は自転車乗りによって異なるけれども、私は100km以上は間違いなくロングライドであると認識してます。
最低でも4時間ぐらいはサドルの上に座るなんて、正気の沙汰ではないはず。
少なくても、昔の私は普通じゃないと思っていました(笑)。
ロングライドのために必要なものは何?
一番必要な物は何だろうか。
パンク修理キット?ライト?それともお金?それとも輪行袋?
一番大事なのは定期的な機材チェックとメンテナンスだと、私は思っています。
ギリギリまで消耗品を使い倒すのではなく、怪しいと思った消耗品は事前に交換しておくのがポイント。
消耗品を早め早めに交換することで、機材トラブルを未然に防ぐことが出来ます。
トラブルは気持ちを急かしてしまい、事故率を上げます。
機材トラブルは何一ついいことが無いです。
そして何より、機材に対する信頼度を高くすることは、携帯品を最小限にすることを可能にします。
例えば、チェーンを早めに交換することで、出先にチェーンカッターやミッシリングを持っていく必要性が無くなります。
普段から機材をチェックしてあげるのが一番大事です。
いいこと尽くしです。
「自分ではメンテナンスできないよ!」という方は、ショップに持って行くと簡易点検をしてもらえますよ。
私が100km走るときに携帯する装備・荷物
この写真に写っているものが、私が100km走るときに持っていく物の全て(貴重品や補給食はサイクルジャージ)です。
季節にも拠りますが、250kmぐらいまでなら常にこの装備です。
ロードバイクに取り付けているもの
サイクルコンピューター→GARMIN EDGE1000j
サイクルコンピューターでは、現在の速度、ケイデンス(1分間のペダルの回転数)、心拍数、走行距離等を確認することができます。
そのため距離に応じた適切なペース配分を把握することができるように。
必須ではないけれども、装着すると一気にモチベーションが爆上がりするものです。
おすすめのサイクルコンピューター
GARMIN edgeシリーズ
結構なお値段ではありますが、価格相応の価値あり。
GARMINはグレードによって液晶のサイズやナビの有無等が異なるものの、基本的な性能はどれも大体同じ。
高価なサイコンですが、何度もサイコンを買い換えてステップアップするぐらいなら、最初からGARMINを買ったほうがトータルで見ると安いです。色んなサイコンを買い漁り、結局GARMINに落ち着く人を何人も見ました(笑)
フロントライト→キャットアイ volt1600 or VOLT800
安定のキャットアイのVOLTシリーズ。
VOLT800は街中では十分な明るさを発揮し軽量なのがメリットだが、夜の山越えなどでは力不足感が否めない。
VOLT1600は長いランタイムと十分な明るさを兼ね備えており、迷ったら1600を使用。ちょっと重いのがネック。後継のVOLT1700が発売中
リアライト→キャットアイ rapid X3
非常に明るくて安心感がある。取り付けもワンタッチで簡単。エアロロード特有のエアロシートポストにも対応。特に不満がないのでずっとこれを使用。
ボトル→キャメルバック
軽量でボトルの硬さも丁度よく、非常に飲みやすいです。一応保冷機能付きですが、気休め程度
本格的な保冷機能付きボトルは、サーモスの真空断熱ストローボトルがお勧め!
ボトルケージに収まる形状でデザインされており、普通のボトルと同じように抜き差し可能。保冷機能は魔法瓶なのでもちろん抜群。真夏でもキンキンに冷えた水を飲める、唯一無二の奇跡のボトル。流石サーモス!
ツールケース→ビットリア ツールボトル プレミアムジップツールケース
定番のツールケースだが、外側の素材の耐久性が微妙であることと、容量が大きくないことから、近いうちに買い替えるつもりです。
購入候補はR250のツールケース スリムロングタイプ。
・ビットリアと比較すると、容量が30%増し
とのことなので、期待。
サイクルジャージのバックポケットに収めているもの
お財布
現金少々とクレジットカードを入れています。お金さえあれば大体のことは解決できるはず。
スマホ
スマホは必須。道に迷えばGoogle mapに助けてもらいます。
絶景に出会ったらカメラとしての役割も果たしてくれる。
支払いも素早くできるし。とにかく万能、優秀、最強。
最近では、財布を置いてスマホしかもっていかないこともちらほら。
コンパクトなウインドブレーカー
一日の寒暖差が激しいと予想されるときに携帯しています。
私が愛用しているのはカペルミュールのクリアレインジャケット。
もう少し気温が高い時はジレを携帯しています。
不要になったら簡単に畳んでバックポケットに突っ込むだけで、お手軽、軽量、コンパクトの三拍子がそろった一品。春や秋に大活躍。
ツールケースの中身
替えのチューブ
基本的に私は1本だけ持っていきますが、これも臨機応変。
例えば昼間に馴染みのある地域を走るなら、1本。
夜通しで走るとき、馴染みのない地域を走るとき、そしてど田舎を走るときは2本といった感じ。
不安なら2本詰めておきましょう。
愛用しているのは「安くて軽い」タイオガ。
噂では「anchor」のチューブと同じらしいですね。Amazonだと破格で入手できます。
※パンクを減らす方法
不可抗力のパンクももちろんあるが、マンホールや段差、そして砂利の多い路肩といった、パンクの可能性を高めてしまうものの上は極力走らないように心掛けています。
この心がけだけで、多分4年ぐらいはパンクしてないです。
タイヤレバー
私が愛用しているのはパナレーサーのタイヤレバー。
シュワルベ等も使ったことはあるのですが、結局これが一番しっくり来て、気が付けばもう4年は使っています。有名どころであれば、どのメーカーでも問題ないでしょう。好みの問題。
携帯ポンプ
私は携帯ポンプ沼から抜け出すのに、4年近く掛かりました。
超小型のものを買ってみたり、CO2ボンベを買ってみたり・・・
結局、「パナレーサー携帯ワンタッチミニポンプ」に落ち着きました。
下の記事でレビューしていますが、ツールケースに収まるサイズなのに、高圧まで入ります。
これほどバランスの取れた携帯ポンプは他には無いのではないかと思います。
最後に
ここに並べた装備は一級品ばかりになってしまい、初心者向けとは言い難いものになってしまいました。
でも私のツーリング、日頃のライドを走って家に帰ってこれているのは、これらの機材のお陰であると思います。
そして、装備は人それぞれですので、「こんな装備で走る人もいるんだ」ぐらいで捉えてもらえると嬉しいです。さらに削るのもよし、自分のスタイルに合うように足すのもよし。
ここに書いたのはあくまで一例。
少しでも参考になれば幸いです。
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