私は諸事情で約2年ほどロードバイクの世界から遠のいていた。
しかしこの2年間はロードバイクの過渡期。リムブレーキからディスクブレーキへと移り変わっていくタイミングだった。
ようやく私がロードバイクの世界に戻ってきたとき、ロードバイクはディスクブレーキが主流になっていた
最新のロードバイクを眺めているうちに、『ディスクロードバイク』が気になり始め、物欲が高まり始め・・・ついに購入を試みる!
ロードバイクをこれから始めたい人、購入を検討している人など、ロードバイク初心者の方には敷居が高い話になってしまいますが、どんな風にロードバイクを決め、納車されるまでどんなプロセスを踏むのか知ってもらえる機会になれば嬉しいです。
まず予算を決めよう!
まずは捻出できる予算を決める。私はロードバイクに必要な装備・道具等は既に持っているため、予算は全てロードバイクに充てた。
以前乗っていたロードバイクが40万円ほどしたので、今回は50万円ほどで検討した
初心者の方はロードバイク以外に5万円ほど必要になるので注意!
条件に見合うロードバイクを探す!
コスパ最強のキャニオンやレース最強のs-worksなど色んなロードバイクを探してみたが、デザインが気に入らなかったり、予算オーバーだったりで苦戦。
そんな中、ふと頭の中である自転車が浮かんだ。。
自転車乗りなら一度は乗ってみたい自転車、TREK Madoneである。
ゆるポタ最強機材である。もちろんレースでも。
しかし以前までのマドンは専用ブレーキ。
メカメカしくて少年の心を擽るデザインであったが、やはりメンテナンスが大変そうというイメージ。何より非常に高価であった。当時の私は指をくわえて眺めることしかできなかった。
ロードバイクのトレンドは「ディスクブレーキ」
この2年間でロードバイク情勢が目まぐるしく変化しており、今のトレンドはディスクブレーキである。
ここでふと、マドンの専用ブレーキが撤廃されたのでは?と、マズイ考えが浮かんだ。TREKの公式サイトに飛んでみる。やっぱり・・・
ディスクブレーキに移行したことで、ブレーキ周りの面倒臭さがある意味横並びになった。マドンの最大のネックが消失。これが購買意欲を跳ね上げてしまい、知人がいつもお世話になっているTREKコンセプトストアへ車を飛ばす。
店員さんの笑顔が素晴らしい。ちょっと敷居が高そうに感じていたのだが、いい意味で裏切られた。文句なしの星5である。
Madone SL6 と初めてのご対面
ホームページで見るよりも鮮やかなカラーリング。綺麗なエアロ形状にディープリム。この段階で物欲が振り切れた。
当然だが値引きはない。こればっかりは仕方ない。丁寧な説明をしていただき本当に感謝。
その足でワイズロードに向かう。こちらでもやはり値引きは無し。ただ、ポイントは付くとのこと。
しかし控えめに言っても予算オーバーである。ペダルやボトルゲージ、マウント類を購入すると、60万どころの騒ぎではない。一度冷静になる必要があると考え、いったん帰宅。
熟考に熟考を重ねる・・・
たかが自転車に60万なんて、冷静に考えると狂気の沙汰ではない。色々悩んだ結果
「そもそもロードバイクに乗ること自体が狂気の沙汰ではない」
「他のものを買っても、どうせマドンが欲しくなって二度手間になる」
という考えに至り、とりあえず購入を決定。
購入するお店を決めよう!
ロードバイクは買って終わりではなく、車やバイクと同様、購入店にメンテナンス等を依頼しなければならないため長い付き合いをしなければなりません。
「金額だけでなくお店の対応やアクセスも考慮して決めましょう!」
私の場合、TREKコンセントストアかワイズロード、どちらで購入するか非常に悩ましかったのだが、これまでも丁寧に対応してくださっていたワイズロードさんに決定!
ワイズロードさんは最近はオンラインストアにも力を入れています
内金を持っていき、契約書にサイン→フィッティング
翌日、内金を持ってワイズロードへ行き、契約書にサインをする。
次に適正サイズと適切なポジションをはじき出すためのフィッティングをしてもらう。具体的には手足の長さを計測してもらう。
ロードバイクの納車待ち
ママチャリ等とは違い、基本的にロードバイクが納車されるまでには時間が掛かる。遅いと思うかもしれないけど、店員さんも必死です。こればっかりは気長に待つしかない。
初心者の方であれば、この期間に必要なものを一通り揃えるのがおすすめ!
納車されてからすぐに乗り込むことができるようになります。
予期せず初めてのご対面
2日後、好みのギア構成にしてもらうために余ってたスプロケを持っていくと
店員さん「現物届きましたよ」
お願いして、わざわざ裏から出してもらい、ちょっとフライングでご対面。
かっこいい!自分のものとは思えないぐらいかっこいい!
このまま持って帰りたい欲望を抑えて、この日は帰宅。
ロードバイクの納車の当日
遂に完成の連絡が来て、速攻お迎えへ。
まずは大きな傷が無いかをチェック。
ディスクブレーキの扱い、スルーアクスルの機構など、これまでのロードとは異なる部分だけ説明を受けて、ついに正式に受け取る。
ごった返す繁華街を緩衝材でグルグルの自転車を押して行く。
慎重に車に積み、いつもよりも丁寧な運転を心掛けりる。
買ったばかりで御釈迦はまずい。
車で持って帰る場合(初心者の方へ)
車で持って帰るのであれば、どのように積んで帰るかイメージしておこう。必要に応じて緩衝材を用意。
車のサイズによってはホイールを外す必要がある可能性がある。初心者の方が初見で外すのは困難なので、前もって予習しておこう。ホイールの外し方はYouTubeに多くの解説動画を観ることができる。
乗って帰る場合
ロードバイクをそのまま乗って帰るのであれば、必要な装備一式を忘れずに持っていこう。服装は動きやすいものであれば何でも良し。
運命のひと漕ぎ目
家の前でマドンにまたがり、ペダルを踏む。
推進力がすごい。以前まで乗り回していたKUOTAよりも軽い力で前に進む(気がする)
これは速いに違いないと確信したところでその日はおしまい。
マドンを1000km乗り回した感想はこちらから
→【インプレ】TREK Madone SL6 diskを1000km以上乗り回してインプレ | 気ままなゆるポタ屋さん (roadbike-yurupota.com)
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