【絶景】淡路島をロードバイクで一周してきた~自走アワイチ実走編~

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自走 アワイチ ロードバイク 絶景淡路島【アワイチ】

自転車で淡路島を一周する、所謂アワイチをしてきました。

関西に住んでいたら勿論、そうでない人も、自転車を趣味にしている人なら一生に一度は走るべきコースです。

気が付けば淡路島の虜となり、病みつきになることでしょう。

淡路島一周の距離は150kmと、大きな達成感を得ることができる距離です。

また基本的には海岸沿いを走ることになるので、天気が良ければ絶景の連続です

その上立派なヒルクライムも用意されています。

これほど自転車好きが喜ぶ要素を詰め込んだコースは他に知りません。

アワイチとはどのようなものなのか知らない人のために、一連の風景と共にこのブログに記していきます。

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淡路島一周(アワイチ)ってどんなコース?

淡路島最北部(岩屋港付近)をスタートし、ひたすら海沿いを走って淡路島外周部を一周し、また岩屋港付近に戻るのが最もオーソドックスなコースです。

しかしスタートがどこであれ、一周したならそれはアワイチです。

アワイチは自転車乗りの聖地として人気なコースですが、淡路島南部はきつめのヒルクライムをこなすことになり、実は難易度が高いコースです

それでも人気なのは、達成感の大きさや景色によるものではないでしょうか。

今回のアワイチの装備

ロードバイクはTREK Madone SL6を使用。

サドルバッグはAPIDURAを選択。

アピデュラ クリアランス

アワイチ用の装備は別記事にて詳しく記しております。

自宅から明石港へ向かう

まずは明石港まで40km程自走します。

アワイチ 自走 ジェノバ

08:20 明石港に到着

08:30発のジェノバラインに乗船します。

本当は1時間前のジェノバラインに乗船する予定だったのですが、大寝坊しました。

これを逃すと1時間待ちなので、なんとか間に合わせました。

ジェノバラインに乗船

慌てて乗船券を買い滑り込みます。

ジェノバライン ロードバイク

輪行袋不要のジェノバラインは本当に便利で助かります。

出港後、ふと窓の外に目をやると

ジェノバライン

ひたすら青い!

これは勝ち確定です

最高のアワイチ日和に来てしまいました。

淡路島に上陸

明石港を出発して船に揺られること13分、岩屋港に到着です。

遂に淡路島に上陸です。

アワイチ、スタート!

アワイチ

今回のアワイチは、淡路島を時計回りに回ります。

「島は時計回り、湖は反時計周り」

セオリー通りです。

ヘルメットを被り、サイコンの電源を入れ、岩屋港を出発する準備をします。

さてアワイチは大きく分けると3つのセクションに分けることができます。

①岩屋港~洲本市までの平坦セクション

②由良~福良~湊までの山岳セクション

③サンセットラインの平坦セクション

特に②の山岳セクションが淡路島の難関となります。

まずは洲本市を目指す~セクション①~

岩屋港を出発し、35kmほど先の洲本市を目指します。

相変わらず岩屋港スタート直後の高揚感は何度来ても変わりません。

走ったことがあるルートなのに、過酷さも分かっているのに、何故かワクワクが溢れ出ます。

それにしても今日の淡路島は格別です

空気は澄み、雲も殆どありません。

最高の日に淡路島に来てしまいました。

どこか地中海のような雰囲気さえも感じます。

天気予報と睨めっこした甲斐がありました。

淡路島東部は人や車も多く、賑わいがあります。

コンビニも沢山あるので、この区間は補給に関しては安心です

世界平和大観音像

平和大観音像

世界平和大観音像に到着

巨大すぎる廃墟として有名です。

いつもは横目に通過するのですが、遂に取り壊しが決まったので写真に収めます。

淡路島の問題を抱えたB級スポットも色々ありましたが、少しずつ無くなってきました。

良いことだけど、どこか物寂しい。

ここでかなり気温が高くなり暑かったので、アウトレイヤーを脱ぎ、指切りグローブに変更。

これでかなり身軽になりました。

さらに洲本に向かってペダルを回します

アワイチ 

走り出したものの、絶景のオンパレードで全く進みません。

ここら辺で、完全ゆるポタモードに。

いつもならペダルを止めることはありませんが、この天気で素通りするのは勿体無い。

こんな淡路島の姿を今度いつ見れるか分かりません。

カメラ持ってくるべきだったかなと、少し後悔。

自走アワイチ

海と山に挟まれた平坦路をひたすら駆け抜けます。

アワイチ

名もなき展望台でパシャリ。

もう既に絶景で満腹です。

洲本市に突入

あちことで写真を撮りつつも、気が付けば洲本市に入りました。

洲本市に入ると左手に砂間浜が見えてきます。

大浜海水浴場です。

砂浜と海と木々のコントラストが美しい。

ここで立ち止まるのも初めてですね。

普段なら人が多く、ゆっくりできなさそうなので敬遠していました。

このご時世では誰も居ないので、独り占めできてプライベートビーチであるかのような錯覚に陥ります。

ファミリーマートサントピアマリーナ店

さらにペダルを回し、ファミリーマートサントピアマリーナ店に到着です。

大量のサイクルラックが完備されており、もはやサイクリストのオアシスです。

アワイチ 補給

これ以降はコンビニ空白区間になるため、ここでエネルギーを補給するのが定番スタイルですお勧めです。

私もここで補給しました。

今回のライドの初補給です。

ここまで自宅から80km弱。

ここまで来るまでに薄々気が付いてはいましたが、やはり今日の私のコンディションはイマイチ。

天気が良いのに少し残念。寝不足が原因かな。

とはいえ、速度域がいつもより低いだけなので前に進みます。

アワイチの山岳区間へ~セクション②~

ファミリーマートを出発してさらに進み、「由良」に向かいます。

こからは淡路島の「難所」と呼ばれている山岳区間が続きます。

ここから福良まではコンビニ空白区間になります。

この区間でハンガーノックを起こすと地獄を見ます。(こう言っておきながら、私は「地獄」を見る羽目に・・・)

アワイチ

由良大橋を渡り、さらに南へと向かいます。

第一の難関 立川水仙郷

この分岐を右に進むと最初の難関、立川水仙郷ヒルクライムが待っています。

平均斜度9%の坂が脚を削りに来ます。

先は長いので、しんどくないペースで登ります。

淡路島の珍スポット、ナゾのパラダイス

アワイチ

淡路島の定番スポット、「謎のパラダイス」

久しぶりに来たら看板が変わってるし、ゲート開いてるしで相変わらず不思議。

どんな商売をしているかは・・・謎のままのほうがいいでしょう。

「珍」スポットですので。

間違っても家族サービスの地として選ばないように。

ダウンヒル開始

水仙郷 ダウンヒル アワイチ

登ったらダウンヒルです。

ブラインドコーナーが多いので、速度に注意

対向車もガンガン来るので、ひたすらイン側を走ります。

さて、いつもならノンストップのダウンヒルですが、今回ばかりは何回か止まりました。

海の向こうに見えるのは和歌山県。

アワイチ 水仙郷 ヒルクライム

海に突っ込むようなダウンヒル。

本当に今日の景色は格別です。

南淡路水仙ライン

アワイチ

アワイチでは全体を通して海岸沿いを走行しますが、その中でも南淡路水仙ラインでは、特に海を満喫することができます。

車が殆ど通らないので、好きなだけ立ち止まって、好きなだけ写真を撮ることができます。

アワイチ

路面が悪いので注意。

次の難関までの猶予を楽しみながら進みます。

第二の難関 「灘の激坂」

アワイチ 灘

淡路島で最も斜度がきつい坂、「灘の激坂」に突入します。

距離は水仙郷より短いものの、かなりの斜度です。

まだ先は長いので、無理しない程度にペダルを回します。

灘の激坂を登り終えると

アワイチ 灘

蒼い海が広がっていました。

うっすら向こうに見えるのは徳島県。

第二の難関、「灘の激坂」をクリアすると、次の難関まで束の間の平坦です。

アワイチ

次は奥で待ち構えている山を攻略します。

第三の難関 福良

アワイチ

第三の難関、福良に抜ける坂です。

4つの難関の内、最も距離が短いです。

斜度も少しマシです。

ここまでくると流石に足もダメージを喰らっていますが、何とかクリアします。

アワイチ

登り終えても、これといった絶景があるわけではないのですが、海に突っ込むようなダウンヒルは爽快そのもの。

ダウンヒルを終えると「福良」の町並みが目に飛び込んできます。

この辺りから造船所などの工場があり、どこか呉のような瀬戸内の雰囲気を感じ取ることができます。

アワイチ

第四の難関

最後の難関は、福良から道の駅うずしお付近を経由し、「湊」という町に抜ける坂です。

激坂という斜度ではないものの、それなりの斜度と距離を兼ね備えた坂です

ここも無理せず、ペダルに体重を乗せることだけに集中し少しずつ前に進みます。

アワイチ

最後の難関をクリアすると、サンセットラインが残るのみです

淡路サンセットライン~セクション③~

アワイチ

淡路島の4つの難関をクリアすると、南淡路市の「湊」という町に出ます。

ここからは「淡路サンセットライン」です。

その名の通り、日が暮れていくのを眺めながら明石海峡大橋を目指すことができます。

ここまで来ると、ゴールまで残り60km程。

アワイチ

多少のアップダウンはありますが、大きな難関はもうありません。

アワイチのラストスパートをかけます。

ここからはひたすら己とと戦い。

グループライドで行けば「千切り合い」が始まります。

アワイチ

夕暮れを横目に最後の力を振り絞ります。

アワイチ

登ったり下ったりを繰り返し、ゴールまで残り僅か。

遂に明石海峡大橋の一部が見えてきました。

アワイチ

この辺りでジェノバラインの次の出発に間に合わないことが確定したので、諦めて夕焼けを眺めることにしました。

明石海峡大橋に到着

アワイチ

ようやく明石海峡大橋の真下に到着。

あとは岩屋港までクールダウンを兼ねて流します。

岩屋港に到着

アワイチ

ようやく岩屋港に到着。

これにてアワイチ終了です。

あとは家まで走るだけ。

淡路島とお別れ

暫く待っていると船が来たので乗り込みます。

定刻に出発し、暫し船に揺られます。

アワイチ

帰りのジェノバラインは、夕焼けも相まって、なんだか寂しい気分になります。

そしてまた来ようと決心するのです。

帰るまでがアワイチ

ようやく本土、明石港まで戻ってきました。

すっかり暗くなってしまいましたが、あとはここから40km程先の家に帰るのみ。

ボロボロの脚に鞭打ち、なんだかんだで無事に家にたどり着くことができました。

ロードバイクで淡路島一周を完走しての感想

今回のライドの総走行距離は220kmでした。

1ヵ月ぶりのライドの距離としては上出来かなと、自画自賛しておきます。

今回のアワイチは天気予報通り、非常に天気が良く、地中海に来たような気分を味うことができました。

淡路島を一周するだけでも150kmと、決して短い距離ではないので、楽ではないですが、その分だけ完走した時の達成感は大きくなります。

淡路島を一周するアワイチでなくても、淡路島を満喫することができるコースが沢山あります。

ぜひ一度、淡路島に行ってみてください。

数多くのサイクリストが魅力に冒されている理由が分かると思います。

久しぶりのアワイチは最高でした。

淡路島、また行きます。

少しでもこのブログが参考になれば幸いです。

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