先日、初めて「オレンジフェリー」に乗船して、しまなみ海道へ行ってきました。
今回のブログ記事では、ロードバイクと共にオレンジフェリーに乗船し、下船するまでの一連の流れを紹介します。
「この記事はこんな人におすすめ」
- ロードバイクを乗せる流れを知りたい
- 船内の様子を知りたい
- 自転車乗りはどうやって船内で過ごすのか知りたい
オレンジフェリーとは
オレンジフェリーには3つの航路が存在します。
①八幡浜~臼杵
②東予~大阪南港
③新居浜~神戸
しまなみ海道へ行くためには、②の「大阪南港~東予港」を結ぶフェリーに乗船します。
オレンジフェリーに関する、さらに詳しい情報は別記事に書いております。
大阪南港~東予港間の時刻表
- 東予港発→大阪南港行き
- 22:00発→06:00着
- 大阪南港発→東予港行き
- 22:00発→06:00着
往路・復路共に、20時から乗船することができます。
ロードバイク等の自転車の扱いについて
オレンジフェリーでロードバイク等の自転車を運ぶための手段は3つです。
①輪行袋に入れて客室で保管
②車両甲板に自転車ごと乗り込み、バラさずに預ける
③マイバイク・ステイサービスを利用し、客室にバラさずそのまま持ち込む
私は②の手段を選択しました。
②を選んだ理由は、輪行袋に入れるのは面倒ですが、旅費は抑えたいと考えたからです。
②の方法が一番コスパが良いと思います。
実質③と大差はないので。
でも、マイバイク・ステイサービスは一度利用してみたいですね。
まずは大阪南港を目指します
大正通りを南下し、新木津川大橋を経由し、平林大橋を渡るルートを走りました。
Googlemap等のナビだと、夜の西成区を通るルートを示されますが、念のため回避ルートを選びました。
一人旅の方や女性の方は、こちらを選んだほうが、治安的に無難です。
また、こちらのルートの方が道幅も広く、交通量もまだらなので、走りやすい道です。
大阪南港に到着!乗船手続き
予定より早めの7時半に到着しました。
予約済みなので、スマホの画面を見せ、料金を支払って乗船手続きは終了です。
サイクルステーションも完備!
大阪南港はターミナル内にサイクルステーションが設置されています。
ターミナル内に自転車を押して入るのは違和感があり憚られますが、押して入って大丈夫です。
看板には名門大洋フェリーと書かれていますが、気にしなくて大丈夫です。
遂にオレンジフェリーに乗船!
私は車両甲板にロードバイク保管してもらいました。
ロードバイク等の自転車と共に、オレンジフェリーに乗船するまでの手順を解説します。
①まずはターミナルで乗船手続き
まずはターミナル内のサイクルラックに自転車を掛けて、受付に向かいます。
受付で乗船手続きをします。
車両の乗船も8時からなので、それまではターミナル内で寛いで
8時前に車両待機場所に向かうと良いと思います。
②車両待機列にならぶ
ターミナルを出て右手に進むと、自動車の待機列があるのでそちらに向かいます。
係員さんが
「1番のレーンに並んでください」
と指示をしてくれるので従って待機します。
乗船前にチケットを確認されるので、すぐに出せるように準備しておきましょう。
③歩いて車両甲板へ
自転車が一番最初に案内されます。
「スロープは危険なので、自転車を押して歩いてください」
と説明を受け、指示に従って押して行きます。
すごく新鮮な気分です。
ワクワクが溢れ出てきます。
④ロードバイクを預ける
ふかふかの毛布が用意されており、その上にロードバイクを寝かせます。
当たることは無いと思いますが、ディスクローターには細心の注意を払います。
ここでローターを当てて曲げたら、旅がぶち壊しで泣いてしまいます。
自転車を置いたら、係員さんがエレベーターまで注意点などの説明をしながらエスコートしてくれました。
④エレベーターでキャビンへ
シングルルームの場合、外鍵は無いので(内鍵はあります)、チケットに書かれた部屋に直接向かいます。
各部屋にスリッパが用意されているので、ビンディングシューズを履いてきても大丈夫!
私もビンディングシューズを履いていきましたが、船内ではスリッパを履いて過ごしました。
靴はどんなに頑張ってもかさばる荷物なので、荷物を減らせるのは非常にありがたい。
オレンジフェリーの船内の様子
比較的新しい船ということもあり、船内はめちゃくちゃ豪華。
船内レストランで夜ご飯を!
フェリーと言えばレストラン!
これはぜひ一度食べてもらいたい。
船で食べる特別感が最高なんです
オレンジフェリーの目玉は「宇和島鯛めし」らしいのですが、
8時半ぐらいにレストランに向かうと、なんとすでに売り切れ。
今回はチキンカツを選びました。
お値段はトータルで¥800と、意外にも陸上と変わらず普通です。
大浴場
展望浴室ではあるのですが、夜はすれ違うライトや向こう岸の灯しか見えません。
それはそれで結構良いんですけどね。
もしかしたら航路や季節、往路復路の違い等で、明るい景色を楽しめるタイミングがあるのかも。
お風呂の設備はコンパクトながら、清潔感があります。
ちなみに朝の4時半ごろに朝風呂をすると、お風呂を独り占めできます。
朝食
通常であれば朝食はバイキングなのですが、感染予防のため、しばらくは乗船時に洋食か和食を選び、朝食セットのような形式になっているようです。
ちなみに、どういうわけか、朝食を食べているのは私一人だけでした。
このご時世なので、「旅行」としての乗客が少なかったのかもしれません。
ですが下船してしまうと、朝食を食べられるお店はコンビニぐらいしかないので、フェリーで食べるのが最良の選択だと思います。
下船し、愛媛県に上陸
6時から下船できるのですが、私は朝食を食べていましたので6時20分ごろに下船しました。
ターミナル前で荷物をサドルバッグにパッキングして、準備完了!
しまなみ海道へ向かいます。
まとめ
今回のブログ記事では、ロードバイクを持ってオレンジフェリーに乗船し、下船するまでの流れを綴りました。
関西からしまなみ海道へのアクセスは何種類かありますが、一番コスパが良く充実しているのはオレンジフェリーでしょう。
次回は、しまなみ海道を走りった記事をアップします。
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