以前のブログ記事では、リンタマンの「ADJUST ROAD COMP (アジャスト ロード コンプ シューズ)」との履き比べを行い、最終的にシマノのRC7に決めるまでの過程を綴りました。
購入して暫く経過し、マドンと同時期に購入したので、距離としては約2000km程走ったことになります。
今回のブログ記事では、シマノのRC7のみに焦点を当てて、さらに詳しくレビュー・インプレッションします。
結論から言うと、RC7は非常に満足度の高いシューズです。
買ってよかったです。
「この記事はこんな人におすすめ」
- RC7を検討している人
- 初めてのビンディングシューズに悩んでいる人
- 限られた予算で最も良いシューズが欲しい人
シマノ RC7(RC701)をがっつり使ってインプレ!
①フィット感
まずは一番大切なフィット感から。
シマノでは、このモデルから2つのBOAダイヤルが搭載されるようになりました。
それに加え、柔軟な素材のお陰でフィット感が抜群!
BOAダイヤルを締めていった時に、ワイヤー部分だけでなく全体が均一に締まっていくので、シューズの中が真空状態のようになります。
それぐらいフィット感が良いです。
他の同価格帯のシューズが「線」で締まっていくのに対し、RC7は「面」で均一的に締まっていくので、RC7のフィット感がずば抜けています。
3万円の値札が掛かっていても、全く不思議じゃないクオリティなんです。
また、BOAダイヤルの意外な恩恵として、脱ぐのがワンタッチなのですごく楽です。
疲れ果ててヘロヘロになって帰宅しても、簡単にシューズが脱げます。
②RC7のサイズ感
次はRC7のサイズ感について。
以前履いていたR171では42サイズ(ワイド)を選びましたが、少し余裕があると感じていたため、42サイズ(ノーマル)に決定したました。
日本人はワイドしか履けないと思っていたので、ノーマルの方がフィット感が良かったのは意外でしたが、2000km走った今でもノーマルを選んで正解だと感じています。
参考になれば幸いですが、個人差が大きい部分なので、あまり当てにせずに実店舗で試し履きさせてもらうのがベストです。
③RC7の重量
シマノ公式によると42サイズで245gです。
数値で見ると超軽量の部類ではないですが、重いと感じたことはありません。
④RC7のソールの硬さ(剛性)
RC7のソールはカーボンコンポジットソールです。
カーボンコンポジットソールとは?
「純カーボンソールよりは硬く、純ナイロンソールよりは柔らかいソール」
と考えてもらうと良いと思います。
具体的な数値でお話しししましょう。
シマノのビンディングシューズのソール剛性は12段階に分けられています。
その中で、RC7の剛性は「10」となっています。
ソールの剛性をR171と比較すると
私はR171との比較しかできませんが、R171と比べると、RC7は「硬め」であると感じています。
以前と比較すると、足の裏が疲れたなと感じることがあります。
しかし過度な嫌な硬さでは無いため、苦痛ではないです。
ゆるポタからレースまで、幅広いライドスタイルにマッチすると思います。
⑤デザイン
シマノはよく言えば質実剛健。悪く言えばダサ・・・無難なデザインというのがこれまでの印象でした。
しかし最近のシマノのビンディングシューズのデザインは素晴らしい!
実売価格2万円以下で、こんな素晴らしいデザインのシューズは、RC7だけでしょう。
⑥コストパフォーマンス
コストパフォーマンスに関しては最高レベルでしょう。
インターネットでの売値は2万円を優に切っており、エントリーグレードのような値段で購入することも可能です。
このシューズのクオリティなら、3万円と言われても納得できる完成度です。
「~過ぎる」という言葉はどうかと思いますが、今回だけは言わせてください。
こんな素晴らしいデザインと性能で、この価格は安すぎます。
破格です。
まとめ
シマノ RC7(RC701)はエントリーグレードからの脱出にピッタリなシューズだと感じました。
セカンドグレードに位置するシューズですが、初心者でも問題ないでしょう。
むしろ、初心者にこそコスパの良いシューズとしてお勧めできるようにも感じます。
「限られた予算で買える最高のシューズ」
そんなビンディングシューズを探しているのであれば、RC7(RC701)一択です。
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