先日、LOOK785 HUEZが納車されました。
初めてのバラ完で、一番悩んだのがホイールでした。
アルミにするか、カーボンにするか・・・
1ヵ月ぐらい悩んだ結果、最強のカーボンクリンチャーホイールと名高い「レ―ゼロカーボン」を選びました。
今回のブログ記事では、フルクラムレ―ゼロカーボンAC3をインプレッションします。
レ―ゼロカーボンのスペック
まずはスペックから紹介。
重量:1,340g
ハブ:USBベアリング
リムハイト:30mm
ブレーキ面:AC3処理
リム:カーボン
スポーク:アルミ
1340gと超軽量ホイールいうことは、言うまでもありません。
また、アルミスポーク×カーボンリムの組み合わせは唯一無二です。
特筆する点は、リムがAC3処理が施されている点。
AC3リムとは
AC3とはオール・コンディション・カーボン・コントロールの略称です。
フルクラム曰く、ウェットコンディションでもドライコンディションとほぼ同等の制動力を発揮するとのこと。
AC3のお陰で、カーボンホイールの弱点は消えたと言っても良いかもしれません。
実走インプレッション
走り出しが軽い
なんといっても走り出しが軽い!
信号スタートがとても楽です。
ロングライドでは、信号が青になって、巡行速度まで速度を上げることを繰り返すことになります。
そして、これが一番の疲労の要因になると感じています。
この要因を緩和することができるのは、ロングライドで強い味方になると思います。
反応が良い
踏むとロスなく推進力に変わるような感じがあります。
踏んだら踏んだ分だけ進むように思います。
ヒルクライムが楽過ぎる
フレームの性能もあるとは思いますが、それにしてもヒルクライムが楽です。
クルクル回したり、気分転換にダンシングしていたら、いつの間にか頂上。
そのうち、この恩恵にも慣れてしまうのでしょうか・・・(笑)
雨の日のブレーキ性能がGOOD!
「雨の日でも普通に止まります。」は言い過ぎな気もしますが、危なさは感じません。
ちなみにブレーキシューは、「BBB」のものを使用しています。
気になるところ
平地巡航はディープに劣る
当然ですが、巡航性能はディープホイールに譲ります。
とはいえ、レ―ゼロカーボンは「そういうホイール」なので仕方のない事です。
逆に言うと、これぐらいしか弱点が思いつきません。
むしろ横風の影響を受けないので、ロングライドでは安定性を発揮してくれます。
レ―ゼロカーボンを選んだ理由
雨の日に乗らない
私は基本的に、雨の日には乗りません。
ですので、アルミリムにこだわる必要はないと考えました。
とはいえ、全く考慮しないというわけにはいきません。
そこで、せめてもの抵抗ということで、AC3加工がされたレ―ゼロカーボンを選びました。
アルミのレ―ゼロと比較して
アルミのレ―ゼロを所有したことは無いのですが、試乗させてもらったことがあります。
フレームとの相性等もあるとは思いますが、とにかく硬い!
確かに反応も良く、レース会場でよく見かける理由も分かります。
ですが、「ゆるポタ」を生業にしている私には無縁であるとも感じました。
一方、レ―ゼロカーボンは角が取れてマイルドな走りをしてくれるように感じます。
週末ホビーライダーが買うなら、レ―ゼロカーボンの方が良いと感じました。
レ―ゼロカーボンはどんな人に向いてる?
私の個人的な感想ですが、どんな人にも向いていると思います。
- レースに出場する人
- ヒルクライム好きの人
- ロングライド好きの人
- カフェ巡りなどのゆるポタが好きな人
どんな用途であれ、「買ってよかった!」と思えるホイールだと思います。
まとめ
レ―ゼロカーボンほどバランスの良いホイールがあるのか?と思えるほどです。
その上全てが秀でています。
ローハイトのホイールで悩んだら、とりあえず「レ―ゼロカーボンAC3」と、自信をもって断言できます。
最後に、レ―ゼロカーボンの特徴をまとめておきます。
「良い点」
- 軽い
- スタートダッシュが楽
- 反応が良い
- ヒルクライムが楽
- ブレーキ性能◎
「気になる点」
- 巡航性能はディープホイールに譲る
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